このサイトは、予言を信じることも、否定することも勧めるものではありません。予言や予測が未来を言い当てる方法として科学的に確かめられた例はありません。的中率は、このサイトの基準で判定した参考の数字です。

ノストラダムスの予言と的中率

区分:予言 1503〜1566年、フランス

的中とされる予言の多くは、内容があいまいだったり、出来事の後に結び付けられたりしたものです。判定の内訳(判定不能・後出しなどの件数)もあわせてご覧ください。

計算できない
的中率(的中 ÷ 的中と外れの合計)

的中 0/外れ 0/一部的中 0/判定不能 3/未到来 0/計算から除外(後出し・出典不明など) 1

どんな人物か

16世紀フランスの医師・占星術師です。1555年に、四行の詩を集めた『予言集』を出版しました。詩の多くは時期も場所もはっきり書かれておらず、後の時代の人がさまざまな出来事に当てはめてきました。

日本では、1973年に出版された五島勉『ノストラダムスの大予言』で「1999年7月に人類が滅亡する」という解釈が広まり、大きなブームになりました。ただし、この「人類滅亡」は解説書の著者の解釈で、詩の原文に滅亡という言葉はありません。

予言の一覧と判定

地震などの災害の日時・場所・規模を予知することは、現在の科学ではできません(気象庁)。災害への備えは、気象庁や自治体の情報にもとづいて行ってください。

予言の内容(要約)予言した時期発表出典結果判定
空から「恐怖の大王」が来る(第10巻72番の詩)1999年7の月1555年ごろ『予言集』
(一次資料)
時期は明確だが、何が起きるかは書かれていない。研究者の間では、16世紀の王(フランソワ1世)を指すという解釈もある判定不能
1999年7月に人類が滅亡する(日本で広まった解釈)災害1999年7月1973年五島勉『ノストラダムスの大予言』の解釈。原文に「滅亡」の記述はない
(二次資料のみ)
何も起きなかった外れ本人以外
若い獅子が老いた獅子を一騎打ちで倒す(第1巻35番)。1559年のアンリ2世の事故死を言い当てたとされる書かれていない1555年ごろ『予言集』
(一次資料)
時期・人名が書かれておらず、事故の後に結び付けられた判定不能
「ヒスター」がヒトラーを指すとされる(第2巻24番)書かれていない1555年ごろ『予言集』
(一次資料)
「ヒスター」はドナウ川の古い呼び名とされ、人名とは限らない判定不能

判定の区分と印の意味は判定の基準をご覧ください。

検証してわかったこと

有名な「的中」は、いずれも時期や名前が書かれておらず、出来事の後に当てはめられたものでした。唯一、時期がはっきりしている「1999年7の月」の詩も、何が起きるかは書かれていません。研究者の間では、16世紀の王を指しているという解釈もあります。

日本で広まった「1999年に人類滅亡」は、解説書の著者による解釈で、それは外れました。このため、ノストラダムス本人の的中率には入れず、「本人以外」の印を付けて記録しています。

このサイトの結論は、ノストラダムスの予言は「当たった・外れた」ではなく、「検証できる形で書かれていない」というものです。時期も対象も書かれていない詩は、どんな出来事にも当てはめられるため、当たったように見えやすいことに注意が必要です。

出典

予言の文章は要約しており、原文の引用ではありません。

同じ区分のほかの人物