このサイトは、予言を信じることも、否定することも勧めるものではありません。予言や予測が未来を言い当てる方法として科学的に確かめられた例はありません。的中率は、このサイトの基準で判定した参考の数字です。

アーサー・C・クラークの予言・未来予測と的中率

区分:未来予測 SF作家・科学解説者、英国(1917〜2008年)

的中とされる予言の多くは、内容があいまいだったり、出来事の後に結び付けられたりしたものです。判定の内訳(判定不能・後出しなどの件数)もあわせてご覧ください。

50%(参考値)
的中率(的中 ÷ 的中と外れの合計)

的中 2/外れ 2/一部的中 1/判定不能 0/未到来 0

どんな人物か

『2001年宇宙の旅』の原作者として知られる英国の作家・科学解説者です。1945年に、地球の自転と同じ周期で回る「静止軌道」に通信衛星を置く構想を論文で発表し、この軌道は「クラーク軌道」とも呼ばれています。

著書『未来のプロフィル』(1962年)やテレビ番組で、年代を示した未来予測を数多く残しました。

予言の一覧と判定

予言の内容(要約)予言した時期発表出典結果判定
静止軌道に中継局を3基置けば、全世界に電波を届けられる「おそらく半世紀先」(同じ年の投書)1945年Wireless World 誌の論文
(一次資料)
1964年に静止衛星が東京オリンピックをアメリカへ中継した的中
人は通勤せず、世界のどこからでも仕事ができるようになる約50年後(2014年ごろ)1964年BBC の番組の映像
(一次資料)
遠隔で働く技術はそろったが、都市が不要になるという点は実現していない一部的中
家庭の机に置けるコンピュータで、銀行の明細や予約などができる2001年1974年オーストラリア放送協会のインタビュー映像
(一次資料)
2001年までに家庭のパソコンとインターネットで実現した的中
他の惑星に着陸する1980年ごろ1962年『未来のプロフィル』の年表(講演予告の記事で年を確認)
(二次資料のみ)
人は他の惑星に降り立っていない(無人探査機は1976年に火星に着陸)外れ
他の惑星への植民が始まる2000年ごろ1962年『未来のプロフィル』の年表(同上)
(二次資料のみ)
行われていない外れ

判定の区分と印の意味は判定の基準をご覧ください。

検証してわかったこと

通信・情報の分野の予測は、予測どおりか、それより早く実現しました。一方で、人が他の惑星に降り立つ・住むといった宇宙開発の予測は、示した年代までに実現していません。

同じ人でも、技術の積み重ねで進む分野と、莫大な費用や政治の判断が必要な分野とで、的中の度合いが大きく違うことが分かります。

出典

予言の文章は要約しており、原文の引用ではありません。

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